ステンドグラスをインテリアに取り入れる

ステンドグラスは着色や模様の施されたガラスのことですが、日本の家屋で取り入れているところは少ないかもしれません。

しかし、取り入れるといいアクセントになって部屋は華やかになるでしょう。

ここではインテリアのコツを紹介します。

そもそもこの色鮮やかなガラスは普通のガラスに必要なケイ砂の他に金や銀、コバルトなどを加えることで着色されます。

ちなみに、金を加えれば赤色に銀やコバルトを加えれば青色に、銅を加えれば緑色になるそうです。

主に中世のヨーロッパでこの手法は洗練されていき、教会を彩る装飾になっていました。

時代が進むとガラスの製法の進化により、色彩はよりシンプルになっていきますがヴィクトリア時代のゴシック建築の発展が起こります。

ここでステンドグラスが復権しました。

きらびやかな窓装飾としてよく使われ、産業革命後は一般家庭にも浸透します。

こうした歴史を紹介すると、やはりステンドグラスはヨーロッパが主流で、日本家屋にはあまり取り入れられていません。

それでも、様々な種類のスタイルが登場してきており、教会に使われるような伝統的なものだけでなく、取り入れやすいシンプルでモダンなものやアールヌーヴォーなど様々なものがあります。

例えば、フローリングの綺麗な空間にはシャビースタイルのものがよく映えます。

トイレやバスルームにも取り入れるのはおすすめで、美しい壁紙のようにプライベートな空間を華やかにしてくれるでしょう。

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